エラー通知 画面では、カメラシステム内で検知されるエラーに関する通知を設定することができます。優先順位に応じた通知設定が可能です:
クリティカ:ハードウェア故障のようなクリティカルエラーに対してのみ通知が送信されます。管理者は、クリティカルエラーが発生すると至急適切な対応措置が必要です。
エラー:クリティカルまたは一般的なエラーに対して通知が送信されます。一般的なエラーは、例えば Eメールの送信中に発生します。
注意:クリティカルおよび一般的なエラー、注意に対して通知が送信されます。
通知が送信されると、カメラは定義されている デッドタイム の間に発生するエラーメッセージを無視します。デッドタイムにより、多量のエラーが発生した場合にも、カメラがメッセージで溢れるのを防ぐ (サービス拒否) ことができます。設定可能な時間範囲の値は 1 ~ 999分です。
デフォルト値である 1分を使用する場合は、空欄にしてください。
エラー発生時に実行する通知方法を選択してください。
パラメータ |
説明 |
---|---|
ライブ画像 |
機能を使用可にすると、カメラはライブ画像でトリガしたエラーメッセージを約 1分間表示します。 |
カメラ LED |
LED信号を使用可にすると、カメラ LED はメッセージデッドタイムの間特定のパターンで点灯します。LEDの点灯動作パターンは、 ストレージ・フェイルオーバー検出と同じです。 |
オーディオメッセージ |
エラーが発生すると、選択した音声ファイルをスピーカーで再生します。 |
FTP |
エラーが発生すると、選択した FTPプロファイルを実行します。 |
Eメール |
エラーが発生すると、プロファイルで指定した宛先に Eメールを送信します。 |
電話 |
エラーが発生すると、選択した電話プロファイルを実行します。 |
ネットワークメッセージ |
エラーが発生すると、プロファイルで指定した宛先にネットワークメッセージを送信します。 |
エラーが認知されるとすぐに、LED、ライブ画像および音声ファイルによる通知が実行されます。別の方法で通知を実行する場合、カメラにすべてのシステムメッセージを含めるため 1分ほどの遅延が発生します。これは、複数のエラーが発生した場合に役立ちます。
FTP、 Eメールおよびネットワークメッセージを介した通知には、ライブ画像や変数を含んだ自由に定義が可能なテキストが含まれます。しかし、カメラの画像処理が機能することを前提としています。ハードウェア障害が発生すると画像処理を停止する場合があるので、通知に システムメッセージ ファイルを添付するように通知プロファイルで設定することをお勧めします。
FTP 通知、 Eメール通知 および IP Notify の通知方法を使用する場合、プロファイルで指定したファイルに通知を引き起こしたエラーメッセージを添付することができます。これには、使用する通知方法の選択ボックスの下にあるチェックボックスを使用可にしてください。 Eメール通知を使用する場合は、エラーメッセージは Eメールの添付物として表示されます。 FTP 通知 または IP Notifyの場合には、転送ファイルにカスタムテキストやシステムメッセージ、またはウェブサーバログが含まれるときにだけエラーメッセージが付け加えられます。画像ファイル転送時は、 JPEGファイル形式が壊れるのでエラーメッセージは添付されません。
エラーメッセージとは別に、カメラは再起動時に通知を送信することができます。機能を利用するには、 アラームの再起動 セクションからプロファイルを使用可にしてください。このアラームをエラーメッセージと区別するには、エラーメッセージとは別のプロファイルを使用してください。
出荷時設定により、カメラは自動的に毎日再起動します。このタスクを無効にする場合は、 タイムタスク を参照してください。
設定 ボタンをクリックすると、次にカメラが再起動するまでの間、設定内容が保存され有効になります。
出荷時設定 ボタンをクリックして、このダイアログに工場出荷時設定値をロードします (このボタンはすべてのダイアログにはありません)。
リストア ボタンをクリックすると、カメラに永久保存される前の直近の変更が元に戻ります。
閉じる ボタンをクリックするとダイアログが終了します。ダイアログを終了している間、システムは設定全体に変更があるかどうか確認をします。設定に変更が検出されると、システム設定値を永久に保存するかどうか確認されます。
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